こんにちは!
院長の平井です。
本日もブログをご覧頂きありがとうございます^ ^
今日も症例報告をさせて頂きます。
30代女性、
肩や腰はずっと痛くて、
腰は寝起きが特に痛い。
また、一年くらい前から、歩いてる時にすねが痛くなる事がある。
との事でした。
来院時に、主訴の中に確認できる痛みがなかった為、
反った時の腰の痛みを指標に治療・分析を行っていきました。画像をご覧下さい。
お若い方なので、元々反れてはいたのですが、
痛みが減少し、さらに可動域が広がったのがお分かり頂けると思います。
しかしながら、他にもも肩凝やスネの痛みもあり、
僕の経験上腰の痛みも〈戻りそう〉な感じがした為、
根本的な問題点を探していきました。
そして気になったのが、この姿勢です。
この方は、社会人になってからずっとデスクワークをやられていて、かなり猫背が強いのです。
加えて、強い反り腰がありました。
仰向けで寝て頂くと、肩と腰が浮いてしまい手のひらがスポスポ通るくらいの状態です。
これでは、寝ていても腰がしっかりベッドに着かない為、
体圧がうまく分散出来ずに腰が痛くなってしまうのも容易に想像できます。
この、
猫背と反り腰が混在している状態は、
完全自力での改善が難しい状態なのです。
なぜかと言うと、
人は猫背でいると、見た目が悪く生活上不都合な為、
腰や下腹部を前に突き出す事で、上半身を真っ直ぐに立てて、
“見せかけの良い姿勢”をつくるのです。
先に反り腰があった場合も同じで、
腰から上が反ってしまうと、上を向きすぎて不都合な為、
背中や肩、首を丸くしてバランスを取ります。
その為、
猫背と反り腰が混在している姿勢は、
ある意味でバランスが取れている状態の為、
〈自分では気付き辛く、それ故に自力で改善が困難〉なケースが多いのです。
他にも、姿勢に関する問題点の説明や、
定期的な施術と、ご自身でのセルフケアの重要性等を説明させて頂き、何回かの通院をオススメしました。
先日3回目の施術を受けに来て下さった時には、
「腰の痛みは前ほど気にならなくなった」
と仰って頂きました。
長年の積み重ねで出来上がった姿勢は、
改善に少々根気が要ります。
しかし改善を目指していくメリットは大きいです。
痛みや痺れが出にくくなったり、
疲れにくくなったり、
明らかに若く見えたり、
背が高く見えたり(男性は嬉しいですよね)します。
思い当たる原因が無い不調は、
ご自身の身体・姿勢に原因が潜んでいることが多いです。
何度何度も繰り返していたり、
2週間以上経っても治っていかない症状は、
慢性症状になっていく可能性が高いので、
根本的な姿勢やクセの改善を目指していく必要があります。
改善は、治療の開始が早ければ早いほどしやすいです。
これは、原因が浅い(日にちが経っていない)方が身体のクセが取れやすかったり、
加齢に伴い身体(特に関節)の柔軟性が低下してしまう事に由来します。
現在お悩みの症状があれば、
是非一度、伊那整体院雅~miyabi~にご相談下さい^ ^
お身体の問題点、見つけ出して
一緒に治していきましょう!