各症状について

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各症状について


ここではお客様の中でも特にお悩みの方が多い症状について、当院での考え方を少しだけお話していきます。

〜首こり・肩こり〜


首こり、肩こりにお悩みの方は非常に多いです。辛いからと言って、ただ単にマッサージをしてもすぐに戻ってしまったり、〈揉み返しが出やすかったりする部位〉なので、慢性化しやすいのだろうと思います。
ではなぜ首や肩がこって痛くなってくるのか?それは、首や肩の筋肉が常に緊張する為です。ではなぜ筋肉が常に緊張するのか?

それは、”頭や首の骨、肩甲骨の位置関係が狂っているから”なのです。

首や肩の筋肉の多くが、頭や首の骨、肩甲骨にくっついています。その為、例えば猫背の人のように、肩甲骨が左右に離れて、顔が前に出てしまっている人は、常に首から肩、背中の筋肉が引っ張られている状態なので、筋肉が異常に緊張し、こりやすいのです。
「じゃあ背スジを伸ばせばいいのか!」となりますが、コレが自力で出来なくなってしまっている人が多いのです…。
人は、積み木のように絶妙に全身のバランスを取っています。猫背になってしまうと言う事は、そこから下の骨盤や太ももの位置関係も見直してあげないといけないのです。
(一見姿勢が良いように見える人でも肩こりが辛いと言う場合は、腰から下のバランスが狂っている場合があります)当院では、首や肩を揉んで終わり、などと言う事は致しません。頭や首の骨、肩甲骨の位置関係が良好になるよう、全身のバランスを診ていきます。

〜腰痛〜


腰痛は、腰自体が悪くて痛みを出しているケースはかなり少ないです。
ではなぜ腰が痛くなるのかと言いますと、その周りにある、”本来腰と連動すべき関節”の動きが著しく悪くなってしまい、腰の負担が増えてしまっているからなのです。
本来連動すべき関節とは、例えば背中(胸椎と呼ばれる部位)や股関節が代表です(細かく言えば他にも色々あるのですが)。
なので、腰だけをしっかりほぐしても、腰の仕事量が減らない限りまたすぐに腰が痛くなってしまうのです。その為当院では、まず腰の痛みが取れるよう、各関節の動きや、そこに付随する筋肉の状態をケアしていき、〈なぜその関節・筋肉の動きが悪くなってしまうのか?〉を考え、再び同じような痛みが出ない状態を目指します。
(多くの場合、立ち方や姿勢、使い方のクセから筋肉や関節の硬さが生じます)

〜膝痛〜


本来こんな脅し文句言いたくないのですが、膝痛は、感じ始めたら早急に対処する事をお勧めします。
膝痛の痛み始めの多くは、筋肉や靭帯、関節包などの軟部組織が感じている事が多いです。軟骨自体には神経はほとんど無いと言われているので、軟骨が痛むわけではありません。ただ痛みがあると言う事は、膝に対してストレスが掛かっている、と言う事なので、そのまま我慢して使い続けていると、軟骨の偏ったすり減りに繋がり、酷くなれば骨自体も削れてきます。そうなると、骨には神経があるので、強い痛みを生じます。そうなる前に、早期の治療で膝に掛かる負担を取り除き、”長く、痛みなく動く膝”を目指していきましょう。
ちなみに、膝も勝手に痛くなるワケではなく、他の所からストレスを受けて徐々に痛くなります。その他の所とは、多くは”股関節”と”足首”です。
本来曲げ伸ばししかないような膝に、股関節や足首の歪みからくる〈捻れストレス〉が掛かり続ける事で、膝は痛みを発し出します。(X脚やO脚も要因)
なので、膝を治療していく場合であっても、ただ膝に電気やマッサージでは足りないのです。
当院では、股関節や足首、それに付随する骨盤周りの筋肉のケアもして、膝に掛かり続けているストレスを取り除いていきます。