【すべり症】や【脊柱管狭窄症】は仕方ない?|いいえやれる事は有ります

こんにちは!
伊那整体院雅~miyabi~の院長平井です。
ブログをご覧頂き、ありがとうございます^ ^

症例報告です。

80代の女性。
主な症状は、反った時の腰の痛みや、歩行時の脚の痺れです。
腰の持病で、すべり症をお持ちです。

画像は、施術一回目の比較画像ですが、
僅かに、姿勢が改善しているのがお分かり頂けると思います。

実はこの変化が非常に大切なのです。

この方の持病であるすべり症は、
腰骨の一部がズレてしまう症状で、酷くなると脊髄神経を圧迫してしまう事があります。(所謂、腰部脊柱管狭窄症と呼ばれる状態です)
禁忌とされる動作は、
腰を反らせたり、捻ったりする動作です。


加齢だから仕方ない?
骨がずれているから仕方ない?

いえいえ、やれる事はまだあります。

確かに骨のずれや、(仮に狭窄症だとして)狭窄症自体は治りません。

しかし、“姿勢の改善”“身体の使い方を変える”事で
症状を出辛くする事は可能なのです。

では具体的にどうしていくのか?

すべり症(や腰部脊柱管狭窄症)は、〈腰を反らせる動作や捻る動作により症状が悪化する〉と言う特徴があります。

そして、
写真の方のように、背中が丸くなってしまっている方は、
〈背筋を伸ばそうとすると上手く伸びないので、腰を反らそうとする〉特徴があります。

そうすると、脚に痺れが出てしまうワケです…

つまり逆に言うと、姿勢を少しでも変えてあげて、
〈丸くなって上手く使えなくなってしまった背中を、少しでも伸ばしたり上手に使うことが出来る様に〉なれば、
腰の負担が減り、すべり症の症状にも変化が与えられるかも知れないのです。

写真は、1回目の施術後の時で、画像上では軽微な姿勢の変化しか見てとれませんが、
5回目の来院時には、
「最近、歩いてもビリビリ(痺れ)来ないのよ」と仰っていました。

大変嬉しいことです^ ^


お尻や脚の怠さ、痺れなど
お悩みの方は是非一度ご相談下さい^ ^

インスタグラムもやってます。
関連の投稿はコチラ